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腰部脊柱管狭窄症の発症と治療の記録2

2000年9月~12月 月間自然良能から要約

 

腰部脊柱管狭窄症はやっかいな疾患である。悩み苦しむ人たちには一律に、渾身の力で「治す」ために努めなくてはならない。それが五味会長から教わった治療の姿勢である。

藤井定義さんはその疾患の大変なことは十二分に承知していて、治す目的に向かって本当に前向きに努力していた。

当初ははかばかしい効果はでなかったが、治ろうとするものと治そうとする者の努力が合致し治癒の手ごたえが出始めたときな、実にうれしそうな笑顔で私に報告したのが、強く印象に残ったのである。

 

 

明石支部 濱田 勝良

 

2.新たな都市を迎え好転の兆しに希望が

 

9月29日

やや変化の兆しがある。

腰にバンドを巻くと、室内で立っていることが30分近くも可能となる。

 

10月1日

フィットネスクラブでのトレーニング。

腹・背筋に加え、臀部と大腿部の筋力を追加。

腰にチューブ状のバンドを巻いて歩いてみる。

筋の張りによる痛みはまだあるが、30分あまり歩くことができた。

朝晩のバラコン運動、左右各50回、一日合計200回。

 

10月12日

腰にバラコンバンドを巻いて約2時間余りの立食パーティに出る。

 

10月24日

ドライブ旅行へ。歩行は10~15分くらいで痛みが出るものの、バンドを巻かず、痛みに耐えながら30分くらい歩ける。

 

10月28日

人間ドックで健康診断。腰部脊柱管狭窄症のほかは問題なし。

骨盤調整治療9回(累計回数33回)

フィットネスクラブ12回(累計回数37回)

好転の兆しが見えてきて張り合いが出る。

 

11月30日

骨盤調整治療6回(累計回数39回)

フィットネスクラブ7回(累計回数44回)

 

12月4日

バラコンバンドを着用せずに30分余り歩けるようになる。

筋の張りによる痛みはあるが、それに耐えながらなんとか歩けた。

バンドを使用した方がいいようだが、試みとしてやってみた。

痛みも11月のことよりだいぶかるくなったような感じだ。

 

12月22日

歩行時間は40分に延びた。

前半の20分は軽い痺れをおぼえる程度であったが、後半の20分は筋の張りによる痛みが出た。

 

12月31日

一日に歩いた延歩数は7000歩を達成した。

連続1時間歩いたことに相当する。少し痛みがあったが、さして苦も無くできたことがうれしい。

 

骨盤調整治療4回(累計回数43回)

フィットネスクラブ8回(累計回数52回)

筋の張りによる痛みも緩和してきて、連続歩行時間も延び、治る希望が出てきたため、来年も骨盤調整法による治療とフィットネスでの筋力回復トレーニングおよびウォーキングを続けることにしよう。

 

 

99年1月1日

元旦早々、さっそくウォーキング。30分間歩いたが、筋の張りによる痛みはまるでなかった。

 

1月30日

骨盤調整治療4回(累計回数47回)

フィットネスクラブ13回(累計回数65回)

すこしずつよくなっていく手ごたえがはっきり感じられる。

 

2月27日

2月は一日平均5600歩歩いた計算になる。

左下肢の痺れと痛みはたまにあったが、気になる状態ではなかった。

本日30分間歩く。痛みなし。

骨盤調整治療4回(累計回数51回)

フィットネスクラブ10回(累計回数75回)

 

3月4日

歩行時間が延長した。筋の張りによる痛みはあるが、これまで30分間であった歩行か1時間に延びた。

自動車を運転する時、仏座りをするとシビレが出るようになったが、これも治療過程で出る症状で一過性のものであろう。

濱田先生を信じた以上、きちんと治療を受け、自分でできる努力は惜しまずに、きめたことは励行する。